みなさん、おはようございます!こんにちは!こんばんは!NABEです。
早いもので新元号「令和」へ改元されてから1ヶ月が経過。そして2019年も半年の6月。オフィスがある仙台も梅雨入りとなり、ジメッとした日々がはじまりました。
さて、2回目は6月1日(土)・2日(日)に私の地元、福島県福島市で開催された「東北絆まつり」に行ってきました。東北の祭りについてと、撮影した写真をスライド動画として紹介するVLOG(Video BLOG)で綴ります。
今回も長々と綴ります。時間のある方はゆっくり。時間がない方は移動中などに下の方のスライドVLOGをご覧ください。
スライドVLOGの前にBLOGから。
東北絆まつりについて
2011年3月11日に発生した、東日本大震災で被害にあった方々への鎮魂と復興を願って年に1回東北1県で開催されてきた「東北六魂祭」。その後継として2017年から始まったのが「東北絆まつり」です。
宮城県仙台市、岩手県盛岡市と続いてきたお祭りは今年は福島県福島市での開催になります。2日間の目玉は東北6県の祭りを1km弱の道を練り歩くパレードです。また、開催期間中は市内各所で東北各地のご当地グルメを味わったり、各社出展ブースもあり、パレード以外も楽しむことができます。
2回目の福島開催
先でも触れましたが、2013年に「東北六魂祭」で福島開催があり、この「東北絆まつり」は初めてですが、継承イベントなので実質2回目の開催になります。
私は前回も行ってきました。当時は午前中に仙台から福島へ向かい、パレードは午後。時間があったので、それまで近くのイベント会場で楽しんでいたのですが、パレード開始1時間前にパレート会場へ向かうと長蛇の列で入場規制がかかり、パレードを見ることはできたものの、後方から見ていたのであまりはっきり見えた感じではなく、その反省をふまえました。
・2時間前にパレードコース付近で待機。
(一般道の交通規制が敷かれるまで場所とれないので)
・飲料、食料の確保(余分なくらい多めに買っておく)
・入場開始になったらその場から離れない。
・アスファルトは痛い。クッションなど、座るものを用意する。
・カメラのレンズは望遠、標準レンズの2本だけにする。
この点が功を奏し、最前列を確保。飲料、食料類も確保し、クッションも用意したのですが、1時間30分のその場待機+照り返す日差しに耐えなければいけない厳しさもあり、若干学生時代の部活感を感じながら待ちました。
そしていよいよパレードが始まったわけです。カメラの用意はいいかな?
秋田県秋田市\秋田竿燈まつり
大きな提灯を手のひら、額、肩、腰などに移しかえて技を披露する様は芸術級の美しさがあります。数箇所で技の披露があって、様々な場所から「ドッコイショー、ドッコイショー」の掛け声と、倒れそうなところでもちなおすと「おぉー」という歓声と拍手が沸き起こってました。実際のお祭りでは夜なので、提灯に火が灯ったときの景色を見てみたくなってしまいました。
公式サイト http://www.kantou.gr.jp/
福島県福島市\福島わらじまつり
「日本一の大わらじ」と詠うだけの大きなわらじを担ぎ手が抱えて「わっしょい」。私の地元だからなのか、どこか恥ずかしくも、懐かしくも感じます。今年が50年目になるそうで、新たなわらじ音頭がこのパレードで初披露されました。
まだ見慣れていないのでポカンとして見てましたが、振り付けもシンプルになり、新しい時代に新鮮な感じに生まれ変わってました。
公式サイト www.fmcnet.co.jp/waraji/
山形県山形市\山形花笠まつり
「ヤッショ、マカショ!!」
威勢のいい掛け声と花笠太鼓の勇壮な音色。音色に合わせて色鮮やかな笠を踊りての方がズレることなく揃っているのがとても綺麗でした。
公式サイト www.hanagasa.jp/
岩手県盛岡市\盛岡さんさ踊り
「サッコラチョイワヤッセ」という独特のかけ声と優雅に舞う踊り手。
そんな中を集団の太鼓が響く光景はどこか心地よく。長い伝統があるのに、新しくもあり、見ていて飽きないと思うのは私だけでしょうか?
公式サイト www.sansaodori.jp/
宮城県仙台市\仙台七夕まつり(すずめ踊り)
仙台のお祭りといえば「七夕まつり」ですが、パレードは「すずめ踊り」。
七夕の吹き流しは近くのイベント関連会場で吊るされてました。
「すずめ踊り」は、仙台城新築移転の宴会の席で大阪から来ていた石工さんたちが即興で披露したことがはじまりなのですが、即興以上の華麗に舞う踊り手さんの表情がにこやかで見ていて気持ち良くなります。
仙台七夕まつり公式サイト https://www.sendaitanabata.com/
すずめ踊り公式サイト suzume-odori.com/
青森県青森市\青森ねぶたまつり
「ラッセーラー ラッセーラー」
有名すぎて説明しなくても、みなさんもご存知かと思いますが
跳人の威勢とねぶたの迫力は圧巻されます。まだ現地で見たことがないのでいつかは生で見てみたいです。
公式サイト https://www.nebuta.or.jp/
SNAP de DOGA
本来であればここに写真を沢山載せたいのですが、6県の祭りとなると莫大な量になってしまったので、スライド動画にしてみました。私の中では「スライドVLOG」としています。
まとめ
東北六魂祭は、年々復興祈願のお祭りというものからフェスという感じに変わってしまった感じが強くなり、東北絆祭りへ継承されたわけですが、絆祭りは六魂祭よりは地味な感じですが、純粋に東北のお祭りを楽しめる原点に立ち戻ったような印象があります。ただ、このお祭りもひとまわりしたとき、パレードのお祭りが同じままでいいのかは疑問です。
ただ、東北各県の代表的なお祭りがひとつの場所で見ることができるのは、観光客にとっても、地元の人たちにとってもメリットは少なからずあります。開催した福島市は2日間で30万人超えの来客がありました。単にお祭りを見に来るだけではなく、ご当地のグルメや地酒を知ることもできるし、お祭り自体の由来なども知ることができます。経済的には開催地にお金がおり、潤います。
東北は昔から何かと遅れがちですが、豊かな風土とあたたかい人々。そして熱い情熱はもっている地域であると思います。東北の夏は短いですが、短くても人びとの心に残る夏祭りがありますので、皆さんもこの夏は東北各地のお祭りへおでかけください。